蘇ったビンテージスタインウェイ
- とし子先生
- 4月8日
- 読了時間: 2分
更新日:4月8日

ボストンから連れて帰ってきた私のスタインウェイは、非常に古く、調律師の方々もその調整にいつもご苦労されておりました。かつてのような豊かな響きは戻らず、アクションにもガタつきが多く、正直なところ、いよいよ限界か…と感じていました。長年共に歩んできたこのピアノには深い愛着と情があり、簡単に手放す気持ちにはなれませんでした。 そんな折、ドイツに暮らす友人が素晴らしいご縁を繋いでくれました。それは、名高い国内外のピアニストたち(しかも、マエストロ級ばかり)から絶大な信頼を寄せられている“ピアノの守護神””スーパー調律師”の山本氏です。 とあるコンサートで、悩める私のピアノの話をしたところ、忙しいスケジュールの中、快くお時間を作っていただきました。6時間に及ぶ作業でしたが、彼の手によって私のスタインウェイは息を吹き返したのです。かつてのあの柔らかな響きが復活。なるほどピアニストたちがあんな顔して弾くわけです。ナットク
後日いらしたヤマハの調律師の岡添氏もその音の変わりように大変驚いたご様子でした。
確かな腕を持つお二人の影の支えがあって、本物の響きに包まれて日々レッスンできていること、感謝の念に堪えません。
さ、新年度のスタートです!楽しんで参りましょう💕
もし、楽器購入の際は、彼らが手助けしてくれますので、ご一報ください。
目利きが選んだ中古なら、安心でないですか?
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